「簿記2級、独学でいけるかな。それとも通信講座を使った方がいいのかな」——受けると決めた人が最初に迷うのがここだと思う。
先に結論を言うと、私は独学で簿記2級に受かった。ただ、だからといって「全員独学でいい」とは思っていない。独学が向く人と、通信講座を使った方がいい人がはっきり分かれるからだ。この記事では、その選び方を正直に書く。
結論:独学でも受かる。でも「向き不向き」がある
簿記2級は、独学でも十分合格できる資格だ。市販の教材が優秀で、範囲も対策しやすい。実際、私はそれで受かった。
ただ、2級は3級よりぐっと難しくなる(工業簿記が加わる、論点が深くなる)。ここで独学だと挫折する人が一定数出る。だから「受かるか」ではなく「自分は独学を続けられるタイプか」で選ぶのが正しい。
簿記2級を独学で取って分かったこと
2級の本に書かれている内容を理解できるかどうかが分岐点ではないかと私は思う。
3級と比べて、勘定科目も増加し、計算問題自体もかなり増える。そうなった際に、まずは市販の参考書を読んでみて、理解できそうか判断してみると良い。
独学の良さは、コストが安く、自分のペースで進められること。逆にきつかったのは、分からない論点で止まったときに聞ける相手がいないこと。ここを自力で乗り越えられるかが分岐点だった。
独学が向いている人
- 3級を独学でスムーズに取れた(自走できる感覚がある)
- 分からない所を、自分で調べて解決するのが苦じゃない
- コストを抑えたい/自分のペースで進めたい
- まとまった学習習慣が、ある程度ある
通信講座が向いている人
- 3級で「独学はしんどい」と感じた
- 工業簿記など、独学で詰まりそうな論点を動画で理解したい
- 何を・どの順で・どれだけやるか、スケジュールを用意してほしい
- 独学だと続かない自覚がある(強制力・伴走がほしい)
- 短期で確実に受かりたい(お金で時間を買う)
2級は独学の挫折率が上がるぶん、「続けられる仕組み」にお金を払う価値は十分ある。数千円〜の教材で止まってしまうより、講座で一発合格した方が結果的に安い、という考え方もできる。
独学で行くなら:教材はこう選ぶ
独学なら、3級と同じく「みんなが欲しかった」シリーズの教科書+問題集で十分戦える。商業簿記・工業簿記でそれぞれ揃える形になる。
3級の勉強法は別記事にまとめているので、独学の進め方の感覚はこちらも参考に。
→ [簿記3級は社会人でも独学2週間で受かる ― 使った教材とスケジュール](/posts/boki3-2weeks-dokugaku)
通信講座を選ぶなら:見るべきポイント
講座を使うなら、次を基準に選ぶといい。
- 動画のわかりやすさ(無料体験でサンプルを必ず見る)
- 工業簿記の解説が丁寧か(2級の山場)
- 価格と、スマホ完結で隙間時間に進められるか
- 問題演習・模試が十分に付いているか
まとめ:自分が「続けられる方」を選べばいい
- 簿記2級は独学でも受かる。私はそれで合格した
- ただし2級は難化するので、独学を続けられるタイプかで選ぶ
- 3級を独学で問題なく取れた人は独学、しんどかった人は通信講座が無難
- どちらでも、取ったら財務3表へ進んで「経営の共通言語」を身につけていこう
→ [財務3表を独学で理解する ― 簿記の次にやること(教材と進め方)](/posts/zaimu3hyo-dokugaku)



